遅れてます・・・ [お店のこと]
10月末オープン目指して進んでおりましたが
ここに来てと言うかやはりと言うべきか遅れています。
いや~色々と難しい。
自分の持つ感覚を人に伝えるのは難しい。
それを理解してもらうのはもっと難しい。
写真はshopスペース。
私の城!となる部分。
全体的にはコンクリートで屋根が木造なんですが、ここだけは全て木造。
下手すると温泉の脱衣所になりそうな危ういバランス。
私の中ではイタリアの修道院にある農作業小屋。
誰も聞いちゃくれないけど・・・
かぼちゃのキッシュ [お店のこと]
かぼちゃとハム、玉ねぎの入ったキッシュ。
かぼちゃのほくほく感と甘みがとても良い感じ。
お店のメニューでキッシュとサンドイッチを1皿にしたものを
お出ししようかと考え中です。
どちらか1種類だとちょっと物足りないけれど
両方を一度に食べられたらうれしい!と私が思ったので・・・
hizuki [お店のこと]
やっと、決まった・・・
昨日、ようやくお店の照明が決まりました。
照明は空間を決める重要な要素なので随分悩みました。
最初は誰もが知っているような有名なやつにしようと思ってましたが
どうも照明が目立ちすぎる気がして・・・
自分の中でイメージしているものがどれだけ探しても見つからず困り果ててました。
そんな時に出会ったのがこちらの照明。
ウシオスペックスという会社が作っている「hizuki」シリーズのものです。
日本の伝統や職人さんとコラボレーションしたシリーズで
ガラスに磁器、和紙などがあります。
この手の照明は、下手するとデザインが微妙なものもありますが
「hizuki」はどの照明もとても洗練されていて、温かみもあるものばかりでした。
私達が選んだものは九州の職人さんがガラスを一つ一つ吹いて作ります。
小さいのですがボッテリとしていて重みがあります。
クリアーガラスなので明かりをつけた時に壁に光が映り込むのも美しい。
明かりを点けても、点けなくても美しい照明です。
(願わくばお値段がもう少し安ければ・・・)
上棟式 [お店のこと]
1日は上棟式でした。
家の屋根を上げた時に行われるもので
昔の木造建築であればちょうど道半ばあたりで行われる式です。
職人さん達への労いと感謝、そして残りの工事が怪我なく無事でありますように・・・
というのが上棟式の目的です。
現在では、上棟式を行わない方も多いそうですが
私達はささやか(本当にささやか)ながら行いました。
お祝い事にはお赤飯!
台所のお荷物となりつつある圧力鍋を出動させて赤飯を炊きました。
ちょっと失敗もありましたが、ここまで簡単に美味しくできるとは!!
8合分炊いておにぎりにしました。
現場の職人さんはお若い方が多いのですが
本当に素晴らしい仕事をしてくださっています。
とても良いお店ができそうです。
着々と・・・ [お店のこと]
5月の連休明けから始まったお店の工事。
着々と進んでおります。
コンクリートのうちこみはすべて終わり、これからは木造部分の作業です。
先週、現場に行くと・・・
おおっ、2階の屋根が出来てました。
この建物の肝とも言える部分で、現場と設計でずいぶんと苦労したよう。
私も模型で見た時「これ、どうやって施工するのかな~」と思ってました。
実際目にすると、美しくてしばし眺めてしまいました。
でも、2階はテナント貸にするので私達はこの屋根を見て過ごせない。
ちょっと残念。
1階のcafe部分。
こちらも出来上がってます。
コンクリートの仕上げをどうするかがこれからの課題です。
こちらはshop部分。
壁、天井は木造仕上げなのでお盆休み明けから工事が始まります。
こちらの屋根もなかなか素敵なのです。
楽しみ!!
場所は阪急芦屋川駅のすぐそばです。
大阪方面のホームの西端部分から現場が見えます。
(緑のネットが現場です)
地鎮祭 [お店のこと]
今日はお店の話をします。
先週火曜日、地鎮祭がおごそかに?行われました。
私達にとっては初めての事なので(そしてこれっきりだろうと思われる)
施工業者さんに段取りなどはすべて仕切っていただきました。
「20分くらいですぐ終わりますから」と言われていたので
何も考えずに出かけていったところ
テントと赤白の幕がはられ、テントの中には砂が敷き詰められ・・・
工事関係者や設計事務所の方やら15名ほどいらっしゃってくださいました。
「いよいよだな」とこれからの事を考えると身の引き締まる思いでした。
寒い中、感謝いたしました。
・・・
神様にごあいさつをする大切な地鎮祭だというのに
私達夫婦はくだらないケンカをしていました。
(旦那曰く私が勝手に怒っていただけ=いつものことらしい。)
行く途中も一言も口をきかず。
鍬入れというのが途中であって「施主ご夫婦で鍬を持ってください」と言われ
「一緒に持ちたくないやい!」と心の中でつぶやきながら旦那が持つ鍬に手をそえた私。
記念写真の笑顔もかなりぎこちない・・・
はげしく後悔しております・・・
神様どうぞお許しください。
工事請負契約完了 [お店のこと]
今日はお店の話をします。
先週、お店の施工をやっていただく業者さんと契約をしました。
見積もり依頼を3社にしていたのですが最終的には
収まるところへ収まった感じになりました。
これも何かのご縁・・・よろしくお願いします。
土地を決めて最初に設計事務所へ伺ったのが、ちょうど一昨年の年末。
設計ができあがったのが昨年末。
ここまでくるのに1年を費やしました。
いやはや長かった・・・とも言えるのですが、私達にはこの時間が必要でした。
限られた土地面積に形、予算もあるし・・・
そんな中、熱意を持って取り組んでいただいたのがもうすぐ形になります。
まだ模型ですが、どんなお店にしようか?ワクワクする毎日。
この模型も何個も何個も作っていただいた最終形です。
間口は狭くて、奥に長くて、L字型です。
コンクリートと木造の組み合わせで屋根が印象的(になるはず)
そしてとてもシンプル(なはず)
2月中旬に地鎮祭、そしてご近所への挨拶回り・・・
いよいよ始まります!
工期は多めにみて7か月とのこと、オープンは9月になりそうです。
「お店はまだ出来ないのかニャ~?のんきな奴らだな~早くしてくれよ」
あきれて植木鉢を住まいにした居候猫。
出た・・・ [お店のこと]
昨日は私達のお店を建てる土地で発掘調査が行われました。
その一帯は古墳時代の遺跡が発見されており
建物を建てる際に市へ申請する必要があります。
市の判断結果は発掘調査の必要ありとの事。
設計上、半地下があり一部深く掘り下げるので
深く掘れば掘るほど古い時代の地層に到達して何かがでてくる可能性が高く
出てほしいような、出たら面倒だからいやだな・・・と複雑な気持ちで作業を見守りました。
こちらは江戸時代の焼き物と瓦の破片。
「江戸時代~」と私だけ興奮したのですが、周りは冷静。
史学的には江戸時代なんて新しすぎてどうってことないらしい。
なんだ、がっかり。
一番深く掘り下げる地点で大した発見もなかったので
なんとなくのんびりした雰囲気で他の地点を掘り下げ始めると・・・
写真ではわかりにくい(実際見ていても言われなければわからなかった)ですが
掘り下げた部分に丸い円が見えると思います。
これが古墳時代の柱の跡らしい。
その横を60センチくらい掘ってみると今度は穴が見つかりました。
気がつくと他の学芸員の方が数名来られて何やら相談をしはじめ・・・
今の建築計画ですとこの古墳時代の跡まで基礎を掘り下げるため
全体の詳細な発掘調査が必要との事。
これは大変なことになるかもしれません。
そもそも私は発掘調査の意味を理解していなかったのですが
建物を建てる際に掘り下げる深さまでを調査して
何もなければ良いのですが、何か発見された場合は詳細な調査をしなければいけません。
(考えると不思議なのですが、遺跡の保護が目的なので
たとえ深くほったら何か発見があるとしても、掘り下げる深さ以上は調査しないらしい。)
よほど大きな発見でなければ調査をし記録を取れば後は建てて良いのですが
これの調査が大変なのです。
①調査の期間は工事ができないので工期が遅れる。
②この調査の費用は地主側(つまり私達)の負担となる。
(費用ですが住宅の場合は市が負担、事業用の場合は規模にかかわらず事業主が負担)
調査内容の詳細結果と今後の発掘調査については1週間後に連絡がくるのですが
詳細調査となるとヘタしたら100万円とかかかるらしい。
(ちなみに今日の調査だけで8万円。これももちろん負担。値切ったけど)
そして工期も場合によっては2か月以上遅れるらしい。
古の時代から営みがあった場所で
私達がお店をし、また次へつなげてゆくことができるのはうれしいのですが
私はちょっと複雑な心境・・・
歴史好きの旦那はうれしいみたい・・・
その一帯は古墳時代の遺跡が発見されており
建物を建てる際に市へ申請する必要があります。
市の判断結果は発掘調査の必要ありとの事。
設計上、半地下があり一部深く掘り下げるので
深く掘れば掘るほど古い時代の地層に到達して何かがでてくる可能性が高く
出てほしいような、出たら面倒だからいやだな・・・と複雑な気持ちで作業を見守りました。
こちらは江戸時代の焼き物と瓦の破片。
「江戸時代~」と私だけ興奮したのですが、周りは冷静。
史学的には江戸時代なんて新しすぎてどうってことないらしい。
なんだ、がっかり。
一番深く掘り下げる地点で大した発見もなかったので
なんとなくのんびりした雰囲気で他の地点を掘り下げ始めると・・・
写真ではわかりにくい(実際見ていても言われなければわからなかった)ですが
掘り下げた部分に丸い円が見えると思います。
これが古墳時代の柱の跡らしい。
その横を60センチくらい掘ってみると今度は穴が見つかりました。
気がつくと他の学芸員の方が数名来られて何やら相談をしはじめ・・・
今の建築計画ですとこの古墳時代の跡まで基礎を掘り下げるため
全体の詳細な発掘調査が必要との事。
これは大変なことになるかもしれません。
そもそも私は発掘調査の意味を理解していなかったのですが
建物を建てる際に掘り下げる深さまでを調査して
何もなければ良いのですが、何か発見された場合は詳細な調査をしなければいけません。
(考えると不思議なのですが、遺跡の保護が目的なので
たとえ深くほったら何か発見があるとしても、掘り下げる深さ以上は調査しないらしい。)
よほど大きな発見でなければ調査をし記録を取れば後は建てて良いのですが
これの調査が大変なのです。
①調査の期間は工事ができないので工期が遅れる。
②この調査の費用は地主側(つまり私達)の負担となる。
(費用ですが住宅の場合は市が負担、事業用の場合は規模にかかわらず事業主が負担)
調査内容の詳細結果と今後の発掘調査については1週間後に連絡がくるのですが
詳細調査となるとヘタしたら100万円とかかかるらしい。
(ちなみに今日の調査だけで8万円。これももちろん負担。値切ったけど)
そして工期も場合によっては2か月以上遅れるらしい。
古の時代から営みがあった場所で
私達がお店をし、また次へつなげてゆくことができるのはうれしいのですが
私はちょっと複雑な心境・・・
歴史好きの旦那はうれしいみたい・・・