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お茶碗 [好きなもの]

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日本人で良かったな~と思うのが炊きたてのごはんを食べる時。
ごはんと明太子、塩鮭、のり、ちりめんじゃこ、佃煮、のりたま・・・
書いているだけでお腹がグルル~と鳴ります。
(今は夕食後でさすがに鳴りませんが)

皆さんの家でもそうだと思いますが
家族めいめいがお茶碗を持っていて、お父さんは大きいお茶碗
お母さんは少し小ぶりで赤絵のもの・・・
自分の体にあっている大きさと形、それから好きな絵付けや素材。
お茶碗を見ればどんな人かわかるような気もします。

外国の方に聞いてみたわけではありませんが
家族が個々のお茶碗や湯飲みや箸を持っているのって
珍しいのではないでしょうか?
外国の食卓って揃いの器やカトラリーなのでそんな風に思ってます。

私のお茶碗は上の写真手前のもので
写真ではわかりにくいのですが、かなり小ぶり。
(私の度量が小さいのでそれに合わせているわけではないですが)
こちらは旦那さんが萩に一人旅に出た時にお土産に買ってきてくれたもので
器屋さんの軒先の「傷モノ半端モノ」コーナーで見つけてきたものです。
私は当時、お米をあまり食べなかったので
いつも茶碗にちょこっとご飯を入れていて、それを見ていた旦那が
「侘しい感じがするから」と小さいお茶碗を見つけてくれたのです。
その後、お鍋でごはんを炊くようになってお米の美味しさに目覚めてからは
小さなお茶碗では足りなくて、いつもこれに山盛2杯食べてます・・・

奥の器は喜多村光史さんの粉引きで
お茶漬けや小ぶりの丼などの時に使っています。
いつもの癖でこの茶碗でおかわりすると食べ過ぎになります。
粉引きの柔らかい白にごはんの白が良く合うので
美味しさが倍増します!

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こちらが我が家の茶碗オールスターズです。

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Atelier KUSHGULのバッグ [好きなもの]

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この冬、ずーっと持っていたバッグです。
Atelier KUSHGUL「アトリエ クシュグル」は京都在住の女性お二人でされています。
京都の恵文社で個展をされている時に偶然伺って
暖かな織りや質感に惹きつけられました。
ちょうど作家さんが在廊されていてお話をしていると
好きな布で好きな形でバッグを作ってくださると言われてお願いしたものです。
私はA4サイズの書類が入る大きさで肩からかけられる形
取っ手は革ではなくて同じ布で・・・とリクエストしました。
2か月ほど待って、手元に届いたときはとってもうれしかったです。
作り手さんの顔や見えていて、思いが伝わってくるのはいいですね!
今は他の仕事をこなしながらAtelier KUSHGULをやっておられると伺いました。
大変だと思いますが私も陰ながら応援したいと思います。


以前は、寝る前に翌朝着る服をコーディネートして
それに合わせてアクセサリーや靴、それにバッグを考えて
バッグは服に合わせて毎日のように持ちかえてました。
今はそんなことも全くしなくなり、気に入ったものを毎日着て
気にいったバッグを毎日持っています。
いいのか悪いのか・・・


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アーチ [好きなもの]

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ヨーロッパへ旅行するとアーチ天井の建物を良く見かけます。
教会などもアーチ天井が多いのですが
上へ上へと高くのびるやわらかな曲線を見上げていると無限の広がりを感じ
荘厳な気持ちにさせられます。

ヨーロッパでアーチ天井がなぜ多いのかというと
石造りの建造物は天井に曲線を用いることで構造的に強度を持たせる事ができるという
非常に現実的なもので、装飾的な意味合いはないのです。
ですが、どこか神秘的で私は好きです。
もともと曲線や円が好きなので直線で構成された空間の中に
アーチを見つけるとどこかホッとするのかもしれませんね。
それに木造が中心の日本建築に対して
石造が中心のヨーロッパ建築への憧れもあるのだと思います。

私の身近なところでは梅田の阪急百貨店に素晴らしいアーチ天井が
あったのですが、このたびの建て替えで壊されてしまいます・・・
装飾的で華やかなアーチ天井やシャンデリアは
ハレの場であった昔の百貨店にふさわしいものでした。
とても綺麗だったのに残念です。


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中里花子さんの器 [好きなもの]

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中里花子さんの器を初めて見た時の事をよく覚えています。
まさに一目惚れ・・・ドキドキしました。
素直でのびのびと大らかで、それでいて洗練されていて。

私はシンプルという言葉がとても好きですが
シンプルは一つ間違えると単調でつまらなくなります。
花子さんの器はシンプルだけどとてもかっこいい!
今の暮らしにぴったりと合う空気をまとっている器だと思います。
花子さんの器はお料理との相性も抜群によくて
煮もののような飾らないおかずも美味しそうに見えます。
他にも写真のボウルを2つ重ねたような楽しい器もあって
個展に伺う度に「あれもこれも欲しい~」となってしまいます。


枝物と花子さんの器、リビングにいつも飾っている大好きな組み合わせです。


話は変わりますが先だっての日曜日。
旦那がNHKのETV特集「森山大道」を録画していました。
彼が写真や森山大道に興味がある・・・なんて聞いたことなかったので
「意外やな~」と思っていました。
見始めて5分ほどたった時に旦那がボソッと一言。
「森山大道って道と違うんや~人なんや~」
どうやら森山大道は熊野古道みたいな道だと思っていたらしい。
「新宿ゴールデン街に続く道があるんや~面白そう」と
テレビ欄を見て録画したんですって!
(NHKだし司馬遼太郎の「街道をゆく」の平成版と勝手に想像)

でも結構面白くて最後まで見ました。



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la baseラバーゼのまな板 [好きなもの]

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どこのお家の台所にも必ず1枚はある「まな板」
乾燥をしっかりさせなければいけないこともあって
収納せずに流し台に立てかけている方が多いのではないでしょうか?

まな板と一口で言っても素材や大きさも多種多様ですが
台所で絵になるまな板は意外と少ない気がします。
私も色々探して、やっと見つけたのが
有元葉子さんがプロデュースされているラバーゼのまな板です。
素材はゴムの木で、ある程度重さがあるのが使いやすくて
何より乾きやすい!とても重宝しています。
機能性はもちろんなのですが、正方形というのが素敵だと思いませんか?
「まな板=長方形」と思っていたのでとても新鮮に感じました。

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私は2枚持っていて大きく使いたいときは2枚並べて使用します。
(1枚が26センチ角なので2枚合わせれば50センチ以上になります)
お願いすれば表面を削るメンテナンスもやってくださるそうです。






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看板に使われていたアルファベット [好きなもの]

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私のブログにちょこちょこと映っている「E」の文字。
今日はこちらについて書こうと思います。
昨夏のミラノ旅行で買い求めたものですがイタリアのものではありません。
昔、フランスで看板として使われていたスチールのアルファベット文字なんです。
お店にはさまざまな大きさ、色のアルファベットがありました。
今を思えばユーロが恐ろしく高い時期で、日本円に換算すると・・・
買えなくはないけどちょっとどうなのかな~という金額。
しばし考えたのですが「これも一期一会だしね」と思い
「ブランドもの買うこと思えば安いやん!(私の免罪符)」で買いました。


どうして「E」にしたかと言うと・・・
それは私がするお店の名前に使われているからです。
私はいつか自分のお店をするならば「ESSENZA」にするつもりでした。
イタリア語で「本質」を意味する言葉で「エッセンツァ」と読みます。
(お店をやる!と決める前からそういう事だけは考えてて
暇な時にノートにいろんな国のいろんな言葉を書いては楽しんでいました)
旦那と一緒にやることになって店名をどうしよう?と相談した時に
お互いつけたい名前があったのでcafeは旦那のつけたい名前に
shop(物販)のスペースは私のつけたい名前にすることに。
一つの建物の中に2つお店の名前がある・・・ちょっとややこしいですね。


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アルファベットを売っていたミラノのお店「raw」です。
ホテルの近くにあって、毎日のように前を通っていて
ディスプレイのカッコよさに通り過ぎた後も首が痛くなるまで振り返って見てました。
なんとなく入りにくい雰囲気だったのですが帰る前日に入ってみると
スタッフもフレンドリーで(そしてハンサムだった!)店内の雰囲気も素敵でした。
オランダが本店でミラノにもお店をだされているそうで
スタッフがヨーロッパ各地の蚤の市で買い付けたものやオリジナルなどがありました。


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how to live の ダイスバッグ [好きなもの]

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数年前に購入したお気に入りのバッグを紹介します。
こちらはhow to liveというブランドのものでダイスバッグといいます。
厚手のキャンバス地にレザーの持ち手。
縁の部分に特徴があって、生地のみみで作られています。
ここがとてもかっこいい!
さりげなくて遊び心がある、大人のためのトートバッグです。
底は正方形でサイコロのような形。
持ち手の付き方によって雰囲気が変わります。
(私のだと横に広がりますが、種類によってはコロンとした形になります。)
大きさは3サイズ、底がたっぷりあるので小さいサイズだと
お弁当を入れたりするのにもちょうど良いと思います。
カラーバリエーションはたくさんあるので、私もどの色にするか迷って
ナチュラル(生成)とシルバーの箔押しのタイプを選びました。
シルバーは使っていくうちに傷がついたり剥げてきてますが
それがまた味わいとなっていい雰囲気になってきています。

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こちらのバッグはバスケット(かご)としても使えるのです。
私も普段持ち歩かない時は寝室のバスケットとして
タオルを入れたり雑誌をいれたりしています。
how to liveさんのアイテムは使い方を限定してしまうのではなく
さまざまな場面でさまざまな使い方ができる、暮らしを楽しめる物揃いです。




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VICO MAGISTRETTI “CARIMATE” [好きなもの]

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家具の仕事をするようになってから、色々な家具に興味を持ちました。
興味を持てば欲しくなる・・・
家具は一度買ったら何度も買い替えるわけにはいかないし
いくつも買うわけにはいきません。
(リビングにソファーが2つも3つも必要ないし、そもそもスペースがありません)

でも、椅子はある程度の数を増やすことができます。
それに、毎日座るとても身近な存在・・・
家具の中でも一番好きです。
好きな椅子はいくつもありますが、中でも憧れていた椅子がcarimate。

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ヴィコ・マジストレッティが
1959年ロンバルディア州カリマテのゴルフクラブ用にデザインした椅子。
ビーチ材のフレームにWOVEN ペーパーの座面。
クラシックで素朴な雰囲気なのですが、現代的な空間にとても合います。
もともとは赤のフレームで、この色がまた素敵!
私はコレクターの方から譲っていただいたのですが
フレームの赤が剥がれてしまったので、黒に塗り替えたと伺いました。
確かに日本の住空間にはこちらの方が似合うかもしれませんね。
ヴィコ・マジストレッティは、2006年に亡くなられるまでに多くのデザインを残しています。
私の大好きなデ・パドヴァでもいくつものデザインを手がけられています。
クラシカルで優雅な雰囲気があるのですが、どこか軽やかなのです。
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急須 [好きなもの]

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最近は家で過ごす時間が多いので、お茶を飲む回数が増えています。
朝の1杯目は紅茶と決めていますが、そのあとは気分で選びます。
寒くて体が冷えているな~と感じる時はなぜか?ほうじ茶が飲みたくなります。
ほうじ茶はいつも篠山のおじいちゃん(いつもそう呼んでいるので名前を知らない)が
作っているものを買っています。
商売でやっているわけではないので、とても安くて、しかも美味しいのです。
何人かでまとめて注文すると、おじいちゃんが篠山から持ってきてくれます。
毎年「もう年だから、今年で最後や」とおっしゃっているらしいのですが
なんとか続いているご様子・・・
どうぞ、身体に無理をしないでくださいね。

そしてお茶を淹れる時に活躍するのがこの急須。
沖縄に旅行した時に買ったものでかれこれ10年くらい使っています。
本島だったか石垣島だったか忘れてしまいましたが
ドライブしていて見つけた工房で買い求めた記憶があります。
水切れが良かったのですが、私の不注意で口が欠けてしまい
最近はちょっとポタポタこぼれてしまいます。
器やさんを見ていると「新しい急須が欲しいな~」と思う時もありますが
「これがあるからいらないか・・・」と結局はそこに落ち着きます。




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GLENN GOULD [好きなもの]

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2009年1月12日
もう新年おめでとうございますという雰囲気ではありませんね・・・
2週間ほど、メールをチェックする以外ほとんどパソコンに触っていませんでした。
忙しかったわけではなく、むしろ暇でボーっとしていたのですが。

ここ最近は音楽を聞いています。
それもGLENN GOULDばかり。
今までなら音楽は本や雑誌を読んだり、ブログを書いたりする時のBGMだったのですが
彼のピアノを聴いていると気がつけば頭の中がピアノでいっぱいになります。
時間があればひたすら何もせずGOULDのピアノを聴く毎日です。

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